湯布院のとある旅館にて
2025年7月24日
静かすぎて、自分のこと呼吸がよく聞こえる。 貸切の露天風呂に身を沈めて、ゆっくりと、心の声を聞く。 誰にも気を使わなくていい時間。話さなくていいじかん。 ひとりって寂しいんじゃなくて、心が自由になることなんだ。 湯けむり […]
昔ながらのアーケード
2025年7月24日
小さな商店街のアーチをくぐった瞬間、昭和の時間が少しだけ残ってる気がした。 錆びた看板、古びたベンチ、懐かしいような匂い。カメラを向けると、何気ない景色がフィルムの中で生き返る。 脇道を歩いていくと、灯りがぽつんと灯る居 […]
音に気持ちがほどける
2025年7月24日
ぱっと見は小さな滝。でも一歩近づくだけで、空気が変わる。木漏れ日の中をすり抜ける水の音、きらきら光る水しぶき。耳を澄ませば、自分の中のざわざわも静かに流れていく。 「強い」って、大きいことだけじゃないんだ。そっと背中を押 […]
くるくる、まあるく、私の湯呑み
2025年7月24日
ろくろの上で土がゆっくり回るたびに、気持ちもほぐれていく。上手じゃなくてもいい。うまく形にならなくてもいい。この瞬間だけは、誰にも急かされない「自分のペース」で。 旅先で出会った、ちょっと不器用で、ちょっと愛おしい湯呑み […]
今日は食事に主役をゆずって
2025年7月22日
旅の夜は、何よりもこの時間を楽しみにしていた!畳の香りに包まれたお部屋に、丁寧に並べられた色とりどりの器たち。開けるたびに「わぁ」と声が漏れる小鉢、蒸し物、お造りに焼き物。どこから手をつけようか迷ってしまうほど、豪華なお […]
霧の向こうの、静けさと出会う朝
2025年7月22日
朝、湖に着いた瞬間、空と水面の境目がわからなくなるほどの霧に包まれていた。音もなく、ただ白く柔らかい世界が広がっていて、まるで夢の中を歩いているみたい。しんと静まり返った湖畔。深呼吸をすると、冷たい空気と一緒に、心のざわ […]